The Boy With The Thorn In His Side
The Smiths / The Queen Is Dead (1986)
久し振りにスミスの『クイーン・イズ・デッド』を聴いたら、やっぱり良かった。
思春期に何度も繰り返し聴いた想い出のアルバムだけど、長い間聴かずにいて(思春期の想い出は常に痛みを伴っているから)、ふと機会があったので聴いてみたら、今でも十分心に響くアルバムだった。
青春時代を良く言う人は多いけれど、あの時期に幸せに過ごせた人なんて、どの位いるのだろう。
あまりいないんじゃないかな。
少なくとも、「幸せだったよ」なんて惚けた顔して語るような人とは、決して仲良くなれないな。
だから、スミスがあれだけ受け入れられたのは、良かったのか、悪かったのか。
心に茨を持った少年・少女には、大人になっても分らないことはたくさんある。
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