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GELATERIA ACQUOLINA

 ジェラテリア アクオリーナ2019_03.JPG

 今年一番の成果といったら、素敵なジェラート屋さんに巡り合えたことかな。


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Screamadelica (Dixie-Narco EP)

 Dixie Narco ep 1992.jpg
 Primal Scream / Dixie-Narco ep (1992)

 ちょっと前にMac版の iTunesが3つに分裂して、音楽アプリは『ミュージック』になって・・。(なぜかWindows版は変わらず)
 で、曲はほとんどMac Book Proに入れてるので、いろいろ見返したりしてるんですが、知らないうちにかなりの曲数になっていて、あれっこんなのあったんだ、という曲もあるわけです。

 今回、曲名が「Screamadelica」というのがあり、どう考えてもプライマル・スクリームの曲だよな、でも、アルバム『スクリーマデリカ』にタイトル曲なんかあったっけ、と思いながら聴いてたら、これがめちゃくちゃ素晴らしくて!
 で、確認したらやっぱりアルバムにはなく、あの『Dixie-Narco EP』の収録曲だったのです。
 おわー、やっぱりこの頃のプライマルは、シングルが凄いよな。というか、アルバム収録曲すべてより、この「Screamadelica」のほうがいいじゃん。10分にも及ぶ、まるで奇跡のような、アシッドとソウルとハウスの融合。カッコいい。
 やっぱりプライマルは、あのままサイケでソウルフルなアシッドロックを極めるべきだったんだ。デジタルハウスやロックの道を突き進むべきだったんだよ。なんだよ、その後の「ロックス」って・・。
 (まあ、『Give Out But Don't Give Up』というタイトルは好きだったけど)

 ・・と、文句の一つでも言ってやりたいくらい、この「Screamadelica」はいいです。
 あの頃の、突如、音楽シーンのトップに躍り出てしまったプライマルの音楽性は、本人たちの資質だったのか、それとも、周りのクリエイターたちが凄かったのか。
 (Corneliusの「バック・ドア・トゥ・ヘヴン」は、この曲からサンプリングしたんだということが分かった・・)

 一瞬でも世界のトップに君臨した彼らが、絶頂期に満を持してリリースした超絶な切れものの曲たち。
 プライマルはやっぱり、サイケ掛かってる時が一番!
 (って、ファーストの『Sonic Flower Groove』みたいなアルバム作れ、ボビーめ!)

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The Last Jedi

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 Star Wars / The Last Jedi (2017)

 うーん。
 ううーん・・。
 まともに活躍したのは3名のみ。
 いや、旧作にのっとって活躍したとなると、わずか2名のみだな。
 うーん・・。

 その内の1人が主人公レイだったのが、せめてもの救いだけど。
 偉大なレイア姫の遺作が、これだと思うとなぁ・・。

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The Force Awakens

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 スターウォーズ / フォースの覚醒(2015)

 TVでやってたので今回初めて観たんだけど(一応言っとくと、最初のスターウォーズは大好き。エピソード4~6ね)、結論から言うと、あらららら・・、と。
 いや、ストーリーとか世界観とか、そんなことではなくて。
 実はこの主人公、以前とある仕事で一緒だった人にそっくりなんです!
 ふだんは部署が違うから会わないんだけど、その時は大きなプロジェクトだったんで、同じグループになって。
 見た目だけでなく、何というか、性格まで。もちろん年齢はぜんぜん違うんだけど、でも、まさかねえ、というくらい・・。
 で、もう内容がどうとか設定がこうとかどうでもよくなっちゃって、おお、頑張って、負けるな、切り抜けろ、って感じで。

 実際、プロジェクトでは彼女(これは現実のほうね)が大活躍で、ほとんど重要なところはその人のおかげで乗り切れたんだけど、ここ(遠い昔、はるか彼方の銀河系)でも、切り抜けてるんだなあ、と。
 だからもう、自分には正当な評価なんて出来ないんです。ここがおかしいとか、そもそもあんなに戦力差があるのに戦いが続けられてること自体おかしいとか、そんなことどうでもいいんです。ただただ、彼女が自分の力で、現実を切り開いていってくれれば・・。

 あーでも、来週TV放映されるエピソード8は、自分の周り(あくまで自分の周り)では、評判良くなかったんだよなあ。で、最後の映画(エピソード9)も封切られるわけですが、彼女は大丈夫なんだろうか、頑張りすぎて辛いんじゃないだろうか・・。
 と、もはや現実と銀河の世界がごちゃまぜになって、どちらが自分の知っている女性だが分からなくなってきたのですが、ひとつ言えるのは、あんなふうに颯爽としたカッコいい人になりたいなあ、ということ。
 この世界のしがらみを、ライトセーバーで華麗に切り裂いてほしいわ。

 フォースがきっと守ってくれることを願いつつ。

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Seconds Of Light

 3..6..9 Seconds Of Light - ep (1997).jpg
 Belle & Sebastian / 3..6..9 Seconds Of Light - ep (1997)

 ふとした時にほんの一瞬だけ沸き起こる感情。
 忘れられない感傷や、懐かしい痛み・・。
 たった数秒の、光の交差。

 この素晴らしいシングル曲は、痛みと喜びを同時にもたらしてくれる。


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Made Of Stone

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 The Stone Roses / Fools Gold (1989)

 最も好きなアルバムを選べ、と言われたらすごく難しいし、最も影響を受けたアルバムは何か、と言われたら、答えに窮してしまう。
 きっと多くの人がそうだと思う。好きなアルバムをたった一枚なんて選べないよ、まったく・・。
 でも本当は、だいたい決まってるんだ、自分の中では。

 ストーン・ローゼズの『Fools Gold』は、記念すべき1989年のデビュー・アルバムの後にリリースされたシングル。
 今聴くと、メロディより何より、そのリズムこそが、後のアシッド・ロックの基盤になっていたことが分かる。

 デビュー・アルバムが、繊細なギターと美しいメロディによってサウンドを際立たせていたのに対し、ここでは強力なリズム隊(レニ&マニのコンビ)によるうねるビートが、バンドの音をいっそう際立たせる。
 まさにそれが、90年代型リズムの誕生だった。だからそのまま次のアルバムを作ってくれれば、同時代最高の作品になるはずだったし、90年代前半のロックシーンの長い空白なんか生まれなかった。
 ローゼズ不在の「何もない」ことに対する深い失望だって、経験せずに済んだのだ。
 あの、眩暈がするような失望を・・。

 ファースト・アルバムを聴いた時は、本気で革命が起こると思った。
 まだ10代だった。アシッドの疾風の中であらゆるサウンドとダンスが融合した、新たな一体感のある革命。
 だが、その後に起こった、まさかの停滞。
 蘇れ、ローゼズ、ずっとそう願っていたのだ。長い不在の間だって、ずっと・・。

 何年か前、イアン・ブラウンが雑誌のインタビューで、「ファースト・アルバムのすぐ後に『フールズ・ゴールド』みたいなサウンドのアルバムを作っておくべきだった。みんな期待してくれていたのに、僕らは応えられなかった・・」と言っていた。
 その時は一人、心の中でそっと泣いた。実際にそうしてくれていたら、どんなに素晴らしかったか。

 でも、アルバムが出なかったから泣けたんじゃない。ちゃんとそう思ってくれてたのかと思ったら泣けてきたんだ。
 もう遥かに10代は過ぎてしまっていたから。信じた革命は、いつか遠い彼方だったから。

 だからもう一度。青春時代のすべてを終わらせるために。
 蘇れ、ストーン・ローゼズ。

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