Vanishing Point
バニシング・ポイント（1971）
これはもう大、大好きな映画。
どこまでも疾走する1970年型ダッジ・チャレンジャー。あらゆるものを振り切り、自由へと爆走するが、その魅惑の車を駆る男には、ずっと切なさが交差する。
そして盲目の黒人DJ・スーパー・ソウル登場。痺れるまでの叫びが、その行く先を暗示する。
この作品は、意味やストーリーではなく（そもそも、そんなものはないのだが）、感覚で受け取れるかどうかなのだと思う。
最後の衝撃的な行動が分からない人には、永遠に彼の「Vanishing Point」など見当がつかないのだ。
あのラストこそ、自由（とその現実）の魂なのだと思う。
Patience Of Angels
Eddi Reader / Eddi Reader (1994)
「Patience Of Angels」
You know something's wrong
When the morning hurts your eyes
And the baby won't stop crying
You'll be waiting till you die
Would I be any good
And if I was would I find
That it would try the patience of angels
It would try the patience of angels...
