Emergency On Planet Earth
Jamiroquai / Emergency On Planet Earth (1993)
92~93年頃、まだシングル盤しかリリースしていなかったジャミロクワイは、それでも数々の輸入盤店で話題沸騰で、よくこう言われていた。
まるでスティーヴィー・ワンダーのように歌う。
それがどれだけの誉め言葉かは、ソウルミュージックやポップスを聴き続けてきた人ならすぐに分かると思う。
スティーヴィー・ワンダーのように歌う・・。
そして同年、バンドはファースト・アルバムをリリース。『エマージェンシー・オン・プラネット・アース』だ。
その中で彼らは、メッセージ性の高さまでスティーヴィーのようにやってみせた。
環境問題だってそうだ。惑星の危機なのだから。
シングルではパート1と2に分かれていた『ブロウ・ユア・マインド』は、このアルバムのハイライトであるだけでなく、90年代を通し自分にとってベスト・シングルであり続けたが、さっきいつものように聴こうとして、ふとアルバムタイトルを見て目が釘付けになった。
Emergency On Planet Earth...
そう、今まさに惑星の危機だったんだよ、まったく。
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